昭和18年6月 | 京都市左京区川端孫橋新丸太町に於いて、松本航空ネジ製作所を設立 株式会社島津製作所の専属工場として航空計器用部品ネジの製造工場を設立 |
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昭和20年8月 | 終戦になり松金製作所として、電器用ネジの生産に転向 |
昭和30年3月 | 滋賀県愛知郡稲枝町に移転 彦根地区のバルブ工場向ボルトの製造販売を行いスタットボルトの生産を始める |
昭和39年2月 | 12日:工場・事務所が火事により全焼 15日:工場2坪(6.6㎡)で再スタート |
昭和39年10月 | 工場 建設 1,000㎡ 日本水道協会の検査工場として設定される |
昭和41年10月 | トーメンの支援のもと冷間鍛造の各種新鋭機械を導入 六角ボルトとスタットボルトの大量生産体制を確立する |
昭和46年10月 | 彦根市西沼波町に営業所と倉庫を設置 |
昭和47年7月 | 法人 松金工業株式会社設立 |
昭和50年9月 | 工場の近代化を計る。通産省より構造改善指定事業所として認定され、12m/m〜24m/mの太物冷間鍛造設備の12ラインが完成し、月産1,000トン体制を作り各種検査設備を設置する |
昭和52年6月 | 設備近代化を認められ、日本工業規格表示許可工場となる。 JIS表示許可番号 577046号 |
昭和53年8月 | 彦根市小泉町に彦根工業団地協同組合を設立し、その代表理事長として参加、最も需要の多いスタットボルト・アロイボルトの工場を設立 |
昭和58年5月 | 東大阪市西石切町の、月産能力1,000トンボルト工場(三和鉄線)を買収する |
昭和60年8月 | 日本工業規格の改訂に伴い強度区分が4T、5T、6Tとなる |
昭和62年4月 | 日本工業標準化法に基づく公示検査受審し通産局長より合格認定される |
平成元年5月 | 滋賀県神崎郡五個荘町に、滋賀県庁の斡旋に依る工場適地7,000坪を購入し四棟4,200坪の工場を建設 |
平成2年10月 | 日本工業規格表示許可工場に追加認定される 強度区分が3.6、4.6、5.6、4.8、5.8、6.8となる |
平成3年6月 | 財団法人日本住宅・木材技術センター規格承認工場となる。 表示認定番号 Z80-1 |
平成4年1月 | 滋賀県五個荘町に滋賀工場完成する 大阪よりボルトホーマー2×2を4台株式会社三和鉄線滋賀工場へ移設する |
平成6年4月 | 滋賀県彦根市金沢工業団地に工場適地6,000坪を購入し、株式会社三和鉄線彦根工場建設 |
平成7年3月 | 彦根工場11ラインの製造開始する。滋賀工場より4ライン、本社工場より4ライン移設する |
平成8年9月 | 日本工業規格表示許可工場に追加認定される。強度区分が8.8、10.9となる |
平成10年1月 | 彦根工場の日本工業規格表示認定工場として通産大臣より認定。 認定番号 597028 |
平成12年4月 | 五個荘工場の設備を本社工場に移設完了 |
平成13年8月 | 株式会社三和鉄線を吸収合併し、「松金工業株式会社」として経営の合理化と企業体質の強化をはかる |
平成14年11月 | 本社敷地内にネジ部品専門工場として600坪増設 |
平成16年1月 | ISO 9001認証取得 JQA-QMA 10929 |
平成18年4月 | 六角ボルト JIS B 1180 認証取得(JQ0506001) |
平成18年10月 | 第1回 無担保社債(適格機関投資家限定) |
平成19年6月 | ISO 14001認証取得 E0025 本社工場「中小企業新事業活動促進法」に基づく「経営革新計画」を策定し、滋賀県知事・滋賀県商工観光労働部新産業振興課長より承認 |
平成20年10月 | 松金工業株式会社大阪支店開設。 |
平成21年4月 | M12、M16、M20ボルトホーマー機械の増設 |
平成24年9月 | わかやま産業振興財団の戦略的基盤技術高度化支援事業の認可を受け新技術の開発 |
平成29年11月 | ISO Q 9001:2015 移行 |
平成30年7月 | ISO 14001:2015 移行 |
令和2年3月 | 摩擦接合用高力六角ボルト・六角ナット・平座金のセット JIS B 1186 認証取得(JQ0519009) |
日本での最初のねじ制作秘話
日本において最初のねじは、鉄砲とともに伝来したといわれている。
銃身の製作上、照準の先目当・元目当を取り付けるためにもねじ構造は必須で、
ねじは必要不可欠な部分かつ部品であった。
火縄銃伝来の「種子島」には、尾栓ねじの製作秘話がある。
火縄銃伝来後、複製造りを依頼された鍛冶矢板金兵衛であったが、
その当時の技術では銃身の「雌ねじ」がどうしても造り出せなかった。
そこで、鍛冶矢板金兵衛は三顧の礼を尽くし、
ポルトガル人にその技術を教えてもらったという—
こうして、ねじの原理は歴史を刻みつつ、
現在に至るまで変わることなく生き続け活用され続けている。